止まらないネガティブ思考の原因と対処法
「仕事のことを1日中考えて休日も休まった気がしない…」
「あの時なんであんなことを言ってしまったんだろう」
「あの人に嫌われているかもしれない」
「また怒られている自分はなんてダメなんだろう」
このように変えられない過去のことを何度も考えてしまったり、まだ起こってもいない未来について考えて落ち込み、そんな自分が嫌になる…このような負の感情に襲われ不安に思ったことはありませんか。このような状態が長く続くのは苦しいものです。
そこでこの記事では、そんな時に負のぐるぐる思考を止め、少しでも楽になれるようなお手伝いをします。
ネガティブ思考が止まらない原因
“ぐるぐる思考”は、専門的には“反すう思考”と呼ばれています。反すう思考とは、症状(疲労感、抑うつ気分など)、感情、問題出来事、自身の否定的な側面に関する反復的な思考と定義されています(Watkins,2016)。
反すう思考は、それまでの自分を助けてきた行動でもあり、誰にでも起こり得ます。しかし、過剰になると抑うつ気分を助長する習慣・癖となります。また、反すう思考は大きく2種類あり、建設的なもの(問題解決や対処行動につながる)と非建設的なもの(問題解決や対処行動につながらない)に分けられます。一般的に良い反すうとされているのは前者になります。
考えられる病名
● うつ病
● 不安障害
● ADHD(注意欠陥多動性障害)
● ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)
● 双極性障害
● 強迫性障害 など
対処法
治療は、認知行動療法、マインドフルネス、TMS治療が挙げられます。
それぞれの治療法の詳細については、お問い合わせいただければと思います。